人が亡くなった後の手続き その@

臨終から葬儀、火葬までの流れ

 

 まず、みなさまが亡くなられた後、ご家族が一番最初に対応しなければならないのが、ご遺体を荼毘にふすまでの流れです。

 

 

 多くの方が病院で亡くなると思いますが、亡くなられた後、ご遺体はいつまでも病院に置いておくことができませんので、病院から安置する場所へ、速やかな移動を求められます。

 

 この移動をお願いするのが「葬儀屋さん」なのですが、みなさまが亡くなられて、気持ちが動揺している中で、ご家族が「どこの葬儀屋さんにしよう」とその場で冷静に決めることができるでしょうか?

 

 病院が紹介してくれる葬儀屋さんは、費用が割高で、あまりお勧めができないかもしれないという話を聞くこともあります。

 

 したがって、ご自身が亡くなったときに備えて、生前に葬儀屋さんを考えておくこと、準備をしておくことはとても大切なことであると思われます。

 

 葬儀屋さんさえ決まってしまえば、死亡届の提出や、火葬許可証の申請は、葬儀屋さんがやってくれることが多いと思いますので、葬儀屋さんを選ぶときにやってもらえるかどうかを確認してみてください。

 

 死亡届を提出しますと、亡くなられた方を戸籍や住民票から除く手続きは役所のほうでやってくれます。

 

 葬儀屋さんから死亡届を渡されましたら、5枚くらいコピーを取っておきましょう。

 

 後で葬祭費の支給や携帯電話の解約などの手続きで使うかもしれません。