エンディングノートのススメ その@
エンディングノートを作ってみませんか?
どんなに社会で成功された方でも、どんなに屈強なスポーツ選手だった方でも、認知症になってしまったり、急に亡くなってしまうということは誰の身にも起こりうることです
また、人が亡くなった後の遺産分割協議は、大切な人が亡くなり気持ちの整理がつかない中で、相続人となるご家族には大きな負担となります。
こうしたことから、ご自身の認知症対策や亡くなった後に備え、まず第一段階として「エンディングノート」を作成してみませんか?
ご自身を振り返り、整理したことを情報として残しておくことで、後でご家族の負担が大幅に軽減されることになります。
エンディングノートの作成に法的な決まりごとはありません。
市販されているもの、役所や社会福祉協議会などが無償で配布しているものを利用したり、ご自分でパソコンを使って作成するなど、あなたのやりやすい方法で自由に作成してみましょう。
整理しておいたほうがよいこと
以下のことを整理しておくのがおススメです
◎葬儀屋さんの情報
ご自分で手配している場合、その葬儀屋さんの連絡先や担当者名、契約書の保管場所など
◎お墓の情報
ご自身のお骨を納めてもらう寺院や霊園などの管理者の情報(先祖代々のお墓、自分で用意したお墓など)
◎連絡先リストの作成
自分の死亡の事実を伝えてもらいたい親戚、友人、知人の氏名、住所、連絡先のリストを作成しておく
◎ネットバンク、パソコン機器等の情報の整理
パソコンやスマートフォンで管理しているものの情報。開くためのIDやパスワード、解除方法などをわかりやすくまとめましょう
※この作業はご本人の死後、ご家族がほとんどできない(わからない)作業です
かかりつけの病院
病院名 診療科 担当医の名前
健康保険証などの保管場所
健康保険証、介護保険証、病院の診察券